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愛着障害│「わたしが悪いんだ」と自分を責める癖があるあなたへ

  • そよかぜカウンセリング裕香
  • 2 hours ago
  • 7 min read

こんにちは!


この記事は

横山ゆか(認定心理カウンセラー1級保有)が

執筆しています。


↓↓↓





 

愛着障害のカウンセリングをしていると

どのクライアントさんにも

心の根底で自分を責めている





という共通点が見受けられます。



・人の言動を悪くとり感情をコントロールできないこと

・恋愛すると重くなってしまうこと

・人よりできないことが多いこと



愛着障害の生きづらさ、不器用さは

それぞれあると思いますが


 

そのすべてを

自分の性格のせいにし



「なぜ私はこうなんだろう」



「私がダメだからだ。」



と自分を責めていることが多いことに

いつも胸を痛めています。


 

これを読んでいるあなたにも

きっと、当てはまることがあると思うのですが

 

 


第三者の立場として向き合っていると

すべてが自分のせいじゃないと感じるし

さらには、わたし自身も

「自分が悪いからこうなる」の呪縛から解放され



すべて自分が悪いというのはありえない。



と、腑に落ちてわかるからです。



自分を責めていると

身動きできないような感覚になり

とても苦しいですよね。

 

 

自分を責めてしまうことは、

自分の存在を否定するのと同じこと。




・自分のダメな部分ばかりに目がいくため

自分を肯定できない




・ダメなところがある自分が怖く感じ

自分と対峙できない。

自分と向き合えないから

物事の捉え方や考え方を変えられず

辛い状況が改善されない




・ダメなところがある自分を

大切にしようと思う心が作られないから

人にも大切にされない、

うまくいかない現実を引き寄せてしまう




最後は余計に自分が嫌いになり

自分に自信がなくなってしまい

愛着障害の克服が難しくなってしまいます。




カウンセリングの臨床経験からも


愛着障害からの回復、はじめの一歩は


すべて自分が悪いわけじゃない


と、自分でわかる、

気づくことからだと思っていて





なかなか難しいですが




ご一緒しているクライアントさんたちとは

自分を責めることを

少し緩めていくことを目指し

日々向き合っています。




自分を責める苦しみを手放す2つのポイント




わたし自身もかつては

すべてを自分の責任とし




怒りを人にぶつけてしまうのも、

恋愛すると重くなるのも

感情をコントロールできないのも

わたしの性格に問題があるとし

全部自分が悪いと思いこんでいました。

 

 


自分の存在価値と結びつけて反応していたからだと

思っているのですが

現在のわたしは

すべて自分が悪いわけではないし




いろいろなことが日々起こる中

起きたできごとは、関わった人全員で責任を分けるもの

という捉え方、考え方に変わり




むやみに自分を責めて終わる、辛い状況には

陥りにくくなりました。



自分と向き合い

心を整理していく中




・なぜそのようなことが起きてしまったのか、

ちゃんと理由がある


・他の人にも責任はなかったのか?という可能性


・自分ではない人が同じ立場だったら

誰でも似たような心境に陥ったり

似たような行動をとってしまうのではないかという視点

 

 


自分の性質や体質を受け入れたり

冷静に線引きして

責任の所在を分けることが

できるようになったからです。




ストレスや悩みが少ない人は、

何か起きた時、自然にこのようなことを考え




「自分一人ではなく、

そのできごとに関与した人、全員の責任」とし

誰か一人のせいにはしません。

 



誰か一人のせいにしないから

白黒ハッキリさせる=ジャッジする必要がなく




自分や人を責める、否定することで

裁かず、放っておけるから

人間関係も壊れにくいし

自分自身も楽になります。




でも、愛着障害があると

「考える余裕」がない、

すぐに答えが欲しいせいで、

全て一人で背負ってしまいます。



そうなると

 

 

●誰でもその状況なら、嫌な態度を

とってしまうかも知れないのに

 

●相手の態度は誰が見ても理不尽で

怒っても仕方がない場面だったのかも知れないのに

 

●自分の気持ちや考えを

言葉で伝える方法がわからないから

態度で示したり、

怒りをぶつけるしか方法がないからかも知れないのに


 

 

「自分が悪い。」

 

 

というたったひとつの信念で

ネガティブな方へいってしまう。




自分を責める癖は

 

 


自分責めをしなくていい場面で

過剰に自分を責め続け

ネガティブ感情を持ち続けることにも

繋がってしまうため


 


・どこからどこまでが自分の責任で

どこからが相手の責任なのか切り分ける

=境界線をしっかりもち

相手のぶんまで引き受けない

 


・自分を責めてしまったとき

色々な解釈ができるように

内観力を磨き

自分責めの反対側へいく



 

この2つが重要です。




自分を責める癖を治すには

自分を責めていることに気づき

そこからどうしたいのか?




を考えられるようになることが

大前提として大切ですが

この苦しい心の癖は

ちゃんと自分と向き合えば改善できるのです。





愛着障害の人が自分を責めてしまう理由





ではなぜ、愛着障害の人は

最後は自分を責めてしまうのか...




その原因について

ずっと考えてきました。




理由はいくつかあるけれど

親子関係とそれ以外で

どのような人間関係を築いてきたかが

ポイントになるとわたしは思っていて




人の感情のお世話をしすぎていないか

必要以上に責任を引き受けすぎていないか

見つめなおすことが

最初の一歩かなと感じます。




これまでのカウンセリングから




愛着障害の方は

機能不全家族で育ったり

子供が親の機嫌をとるなど

親の感情のお世話をする




親が子供に怒る、

強くコントロールしようとするなど

自分の感情に責任をもたないなど




役割逆転があったり

親と子供の境界線がないなど

なにかしら、親との関係の中に問題があることが

わかってきました。




例えば

 

 

●お母さんの機嫌が悪いのは私がいい子じゃないから。

 

●家庭内の空気が悪いのは私のせい。

 

●お母さんの態度が冷たいのは

わたしがなにかしたからだ。

 

 

最初は親との関係で

わたしが悪い!

自分が親の感情の責任をとらないといけない!

と学んでしまったケースが多く

これが親以外の人間関係でも

 

 

●友達、上司の機嫌が悪いのは私のせいだ。

 

●グループ内、社内の空気が悪いのは私のせいだ。

 

●私に能力がないから仕事を認めてもらえない。

 

 

となってしまい



他人の感情の責任をとろうとしたり

自分ですべてを引き受けてしまう。



これを何年も繰り返してきているため

自分を責めることが強化され

癖になっているとわたしは考えています。




こうなってしまうのは




自分の原点である親子関係で



親に




あなたが悪い!あなたのせい!

どうしてできないの!と

責められ、怒られ

許してもらえない

言い分をわかってもらえない




経験を積み重ね




自分の感情の責任は自分にあり

他人の感情の責任は他人にあると

学べなかったから、なんです。




こういった理由から



人との間に境界線が引けてないかも。


 

すべてを自分で引き受けすぎているのかも。



それはなぜ?



と自分に疑問をぶつけてみる事が大切。




自分の性格の問題ではなく

生育歴や親子関係が深く関連しているかも??

という視点で自分を見ていき 

 

 

 

自分がすべて悪いわけじゃないし

みんなそれぞれ

引き受けるべき責任がある

 



 

と腑に落ちてわかるよう

自己理解を深めることが重要です。

 

 


愛着障害の方にとっては

線引きしたり

必要以上に引き受けないことが

難しく感じられるかもしれません。




この記事で書いたことは

あなたが当たり前だと信じてきたことを否定したり

自分が間違っていたのか...と

受け入れられないかもしれません。



その気持ちはよくわかります。




でも、間違っていたというより

学べなかったからわからない

の方がどちらかというと正確で

あなたが悪いわけじゃないし



あなたにはあなたなりの理由があって

自分で引き受けることで

大切ななにかを守ろうとしたり

誰かを愛そうとしていたのかもしれません。



その姿勢は無駄にはならないし

本当に大切な人、

大切なことに使うことができるんです。




愛ある関係は

誰かひとりに責任をとらせようとせず

責任をわかちあおうとします。




実際にわたしは

愛着障害から回復し

そういった人たちと

一緒にいられるようになって

ようやく、それが健全であるとわかりました。




すべてを自分を引き受けなくていいし

責任をとろうしなくていい。




それを寂しく感じたり

あなたにそんな想いをさせたくない人だっている。


 





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